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4つの体と存在

これは私の個人的な観測による分類となります。

そのため、経験の深まり次第で内容が変化する可能性は充分あるし、主観世界の観測の話となるため、個人差がある可能性があります。

それでもある程度の参考にはできるかと思うので、ここに置いておきます。

通常、私達の体は肉体のみで、肉体のみが存在の証だと感じているのが通常だと思うけれど、実際には、4層の体がある。それは、以下のように分類できると思う。

  1. 物質体
  2. 霊体
  3. 意識体
  4. エネルギー体

これらは、1に向かうほど粗雑で知覚しやすく、4に向かうほど繊細で知覚しにくい。

1〜4、2〜4、3〜4、4だけ、といったように、1から4へ向かう体を持つ存在であるほど、より粗雑な(物質に近い)層を持たなくなる。

これは、1から4へ向かうほどより曖昧で存在感が薄いものになるということでもあるが、宇宙意識という本質に近づいていくため、世界に対する影響力は強まる。


存在の影響力

たとえば、1までの体を持つ存在の影響力は、日々の行動や思考の蓄積を通じたものしかないけれど、2までの体の存在だと夢への干渉が引き起こせたり、3までの体の存在は意識のチェンジに干渉が及んだりするし、4までの体の存在は物質界に対しても、天候の変化や奇跡のような干渉が起こりうる。

このような影響力は、どの存在かというよりも、どの層の体が強いか? という部分でもあり、人間であっても、第2層〜4層の強化によって、そのような影響力を持つことができる。

こういったものが、エネルギーワークや修行による体調や霊性の変化である。


存在の種類

物質体

これには、霊体、意識体、エネルギー体の層が重なっている。
あらゆる物質はこれを持つ。

これを体に持つ存在は、物質的な体を維持するための栄養素のほかにもエネルギー(気、クンダリニー、性エネルギーとも呼ばれるもの)が活力の維持や体の保持に必要。

霊体

4つの層のうち物質体だけが無い状態。

これを体に持つ存在は、エネルギー(気、クンダリニー、性エネルギーとも呼ばれるもの)が活力の維持や体の保持に必要。

いわゆる低級霊とか、オバケとかが、これに該当しがち。

でも、どうも、かなり密度を濃くすると、たまに物質体に近いほどの存在感が持てたりもするようだ。

意識体

4つの層のうち、物質体と霊体が無い状態。

これを体に持つ存在は、もうエネルギーも必要ではなくて、宇宙意識との直接のエネルギー的な循環を持っているので、何かを必要とすることは基本的には無さそう。

このような存在というのは、認識するときは、夢の中やビジョンとして認識できる。
あるいは、光としても見えたりする。

自由に姿を変えられる・決まった性別がない・というあたりは、このへんの存在。

エネルギー体

4つの層のうち、エネルギー体だけの状態。

これを体に持つ存在は、ほとんど宇宙意識に近い。意識体と同じく、宇宙意識との直接のエネルギー的な循環を持つため、何かが必要ではない。

でも、人間に何らかのメッセージを運んできたり接触するときには、最低限、意識体が必要そうなかんじはある。

そうでなければ、ただの空間に対する明度や雰囲気での察知しか、なかなか起こらない。

そこに在るけどそこに無いという哲学的な表現で言い表されがち。(実際、人間の言葉には限界がある)


対比表

必要なもの 感知方法1) 存在例
物質体 食物・エネルギー 視覚・触覚など五感 人間、動物、物質
霊体 気・クンダリニー イメージと五感の中間2) 幽霊、低級霊
意識体 無(循環のみ) 夢・光・ビジョン 高次存在、神霊
エネルギー体 無(ほぼ宇宙意識) 雰囲気・空間・インスピレーション 高次波動、存在の名残
1)
下段の存在のような感知は、より上段の存在の感知でも起こる。上段の存在の方が体の層が多いため。
2)
鮮明度は個人差あり