苦の因子を避けることで不幸を遠ざける、第5の行動は「悪口を避ける」こと。
相手を貶めたり、悪意のために意図的に放つ、貶めるためにわざわざ用いられる単語というのは世の中、たくさんあると思う。 これらに関わらず、悪意や貶めるための意図を乗せた言葉の使用こそが悪口に該当する。これを避けることが苦の因子を避けることにつながる。
悪口というのは、言われた相手を傷つける行動だ。 心の傷というのは、ときに体の傷よりも痛みを感じる。
痛みというのは、自己意識は実際には、心のものも体のものも区別していない。
だから、時には肉体的な苦痛を受ける現象として現れることもある。
そのため、因子を減らすことは、肉体に対する苦痛を減らすことにもつながる。
それ以上に、悪意のある言葉をかけられて嬉しい人はいないはずだ。できればそんなことを言われる機会、なるべく無いほうがいいはずだ。
悪口を避けることで、悪口に関する因子が減る。
やがて最小まで減ると、その機会に見舞われることは、ほとんどなくなる。
このような負の因子が減るとどうなるかというと、以下のような体験が現れやすくなる。
このような負の因子が増してしまうと、どんな影響を受けやすくなるかというと、以下のような体験をしやすくなる。